
食宅便の冷凍宅食弁当「カロリーケア1200」おかず7食Bを購入
食宅便で、「カロリーケア1200」おかず7食Bを購入しました。
7食の内訳は次のとおりです。
- 回鍋肉(ホイコーロー)
- 鯵(アジ)の塩焼き
- 鮪(マグロ)と鰤(ブリ)の煮合わせ
- 鱈(タラ)の煮付け
- 帆立のチャウダー
- 豚肉と玉葱のふんわり卵とじ
- 牛肉のXO醤炒め
以上、7食です。どれも美味しそうですね。
このカロリーケア1200は、1食あたりのカロリーが400kcalになるように作られたメニューです(宅食弁当とごはん100gを一緒に食べた場合)。
なお、基本的にごはんは付いてきませんので、自分で用意する必要があります(オプションでごはんを別に注文することも可能です)。
私は、時短が主目的で冷凍宅食弁当を購入しています。だから、本当はカロリー計算とかはあまり優先順位が高くありません(笑)。しかし、食宅便さんがせっかくカロリーコントロールをしてくれているので、ありがたく乗っかっています。
成人女性の1日あたりの標準的なカロリー摂取量は、1800kcalなので、3食きちんと食べて1日1200kcalで済めばすごいことですよね。これだけでも無理なく健康的にダイエット出来てしまいそうです。
今回は、この7食セットのうち、鯵(アジ)の塩焼きについての実食レポートです。

まず、電子レンジで温める前に切り取り口を切り取ります。これは、電子レンジで温めた時に、袋内が熱で膨張して爆発しないようにするためです。重要なので、必ずしておきましょう。


電子レンジで温めます。我が家の電子レンジは500wなので、約4分温めます。
4分温めた後、包装袋から取り出したら完成です。早い。

美味しそうですね。ボリュームもあります。
これがダイエットメニューとは、ちょっと信じられません。普通の夕食っぽい感じです。
鯵(アジ)の塩焼きを実食
食宅便のおかずだけでは夕食が成立しないので、ごはんと納豆を付けました。
宅食は、付け足しが自由に出来るのが魅力です。特に納豆は特段の調理が必要なく、すぐに食べられるので、時間が無い人にとってはお勧めです。

見た目について

公式サイト

実物
まあ、ある程度予想出来ましたが、やっぱり公式サイトの画像の方が良いですよね。ただ、私は実物もそんなに劣っていないと思うのですが、いかがでしょうか?
他の宅食業者と比べて、食宅便は、トレイにも気を使っているなと思います。
見た感じ、独立した小皿のように見えませんか?しかも、色鮮やかな小皿を5皿並べたみたいで見栄えが良いですよね。
実際は、普通のプラスチックトレイです。トレイのデザインで、小皿を5皿並べたオシャレな宅食のように見えています。ちょっとした高級感があり、食事が楽しくなる仕掛けを工夫していると思います。
ごはんと納豆を付け足し
ほとんどの宅食がそうですが、宅食はおかずのみです。ごはんは付いていないので、自分で炊く必要があります。炊飯器のタイマー機能を駆使して時短を図りましょう。なお、私は土鍋でごはんを炊いています。美味しいですよ。リクエストが多ければ「土鍋ごはんの炊き方」というテーマでお伝えします。


菜の花と錦糸卵のお浸し(なのはなときんしたまごのおひたし)


菜の花のお浸しは、素朴だけど菜の花のピリ辛感が上手く表現されていました。卵ともよく合っています。美味しいです。
鶏の竜田揚げ(とりのたつたあげ)


かなり美味しかったのが、この鶏の竜田揚げです。メイン料理としてリリースされていてもおかしくないくらいの出来栄えだと思います。鶏肉がとてもジューシーでした。冷凍食品とはちょっと思えない出来ですね。
また、鶏肉が案外大きい。それが2つ入っています。ボリュームあり。これ重要ですよね。もう一度確認しますが、ダイエットメニューですよ。それで大きめの揚げ物が2つも入りますか?
第2のメイン料理と言っても良いと思います。ごはんが進みます。
あと、鶏の竜田揚げの付け合わせのブロッコリーも、よく味が染みていて美味しかったです。
昆布煮(こんぶに)

昆布煮は、ダシの味で勝負ですね。子どもの頃は、ダシを効かせた旨さみたいなものがよく理解できなかったのですが、やはり大人として年齢を重ねると、こういうものの旨さが理解出来ます。
そんな感じの美味しさです(笑)。あ、中身を説明すると、しいたけを昆布で煮込んでいます。
しいたけのダシと昆布のダシが上手く融合しています。
里芋とこんにゃくの田楽(さといもとこんにゃくのでんがく)


里芋とこんにゃくの田楽は味噌が良い感じに効いていました。
里芋はホクホクです。生煮えだと「シャリ」といかいう音が聞こえてきそうですが、ホクホクして美味しかったです。味噌とも合っています。
こんにゃくは、これ自体には味がありませんが、味噌とネギで美味しくいただきました。
日本人で良かったことをしみじみと感じる料理です。
【メイン】鯵の塩焼き(あじのしおやき)




メインの鯵(アジ)の塩焼きです。塩が良い感じに効いていて美味しかったです。
青魚独特の臭みも若干あったのですが、逆に「これが本当に冷凍食品なのか?」と思いました。鯵を買ってきて、そのまま焼いた時の臭みに似ていたからです。冷凍食品で届いたことをちょっと忘れかけました。
それと、臭み消しの役割でしょうか?レモンと生姜が添えられていました。臭みと言ってもそんなに強くはないので、無くても平気だと思いますが、こういう配慮は嬉しいですね。レモンの酸味も良い感じのアクセントになりました。
鶏の竜田揚げと同じく、大きめの鯵が2切れもありました。食べ応えがありました。繰り返しますが、ダイエットメニューなんですよ(笑)。
メイン料理に相応しい満足感がありました。
実食した総評
どの料理も、それぞれ違った味の効かせ方をして、飽きずに最後まで楽しめました。
菜の花と錦糸卵のお浸しは、しょうゆベースのダシと菜の花のピリ辛感。
鶏の竜田揚げは、しょうがと塩で漬け込んでからの揚げ物。
昆布煮は、しいたけのダシと昆布のダシの合わせ技。
里芋とこんにゃくの田楽は、おでん味噌。
鯵(アジ)の塩焼きは、塩とレモン。
このように、それぞれ、味の出し方が異なっているのです。
最後まで食事を楽しむには、同じような味の料理ではなく、異なった効かせ方をすることが大事だと思いました。
かなりレベルの高い冷凍宅食弁当だと思います。
原材料、栄養成分など

これが、食宅便が公表している原材料名と栄養成分表示です。
原材料名
アジ、鶏肉、菜の花、こんにゃく、さといも、なたね油、ブロッコリー、味噌、レモン、唐揚げ粉、人参、錦糸卵、ねぎ、ケチャップ、しょうが塩漬、からし和えの素、上白糖、三温糖、乾燥しいたけ、食塩、本みりん、濃口醤油、すり白ごま、大豆油、顆粒和風だし、果実調味料、和風調味液、乾燥切り昆布、酵母エキス、七味唐辛子/糊料(加工デンプン)、調味料(アミノ酸等)、加工デンプン、ph調整剤、酸味料、水酸化Ca、着色料(赤105)、香辛料、(一部に小麦・卵・ごま・さば・大豆・鶏肉・ゼラチン・魚醤(魚介類)を含む)
栄養成分表
熱量(カロリー) | 267kcal |
蛋白質(たんぱくしつ) | 29.3g |
脂質 | 11.9g |
炭水化物 | 10.8g |
食塩相当量 | 1.8g |
食宅便の「カロリーケア1200」は、「冷凍宅食おかずとごはん100g」を1日3食食べて1200kcalにしようというコンセプトの商品です。つまり、1食あたり400kcalに収まるように計算されています。
ごはん100gのカロリーは、168kcalです(農林水産省HP)。
今回の鯵の塩焼きの宅食おかずのカロリーは267kcal。
合計すると、ごはん168kcal+おかず267kcal=435kcal。
ん?
ちょっとオーバーしていますね(笑)。
1食が必ず400kcalに収まるという意味ではなく、1日の合計が1200kcalなら良いという意味でしょうか。そのように解釈しておきましょう。
しかし、普通に考えても、1食が435kcalで終われば、相当低いですよね。
成人女性の1日の摂取カロリーは1800kcalですので。
注釈)このとき、私は納豆も食べていますので、私個人のカロリーは435kcalよりも高いです。
塩分量は、1.8g。
1日の目標塩分摂取量が6gなので、1食あたり2gの計算になります。この数値もクリアしていますね。健康に資する宅食弁当と言えると思います。
まとめ
全体的に、とても美味しい宅食でした。また、トレイの見た目も綺麗で、食べていて楽しくなりました。
時間も電子レンジで約4分と短く済みます。準備はごはんを炊くことくらい。片付けもトレイを捨てたら、ごはんの入っていたお茶碗と土鍋を洗うくらいで済みます。
時短目的は充分に効果があります。
また、タイトルの「美味しいのか不味いのか」という問いについては「美味しい」と答えられます。
カロリーも少しオーバーしているように見受けられましたが(笑)、一般的に考えると、すごく低いと思います。納豆などを付け足しても、成人女性の1日の摂取カロリーである1800kcalまでは随分と余裕があります。
ダイエット目的の人にも、充分に効果のある冷凍宅食弁当だと思います。
ご購入は、公式サイトへ。

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